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最終情報更新日:2009年5月18日

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水産試験場の見学(その1)

イラスト:みちこイラスト:てつや こんにちは。今日は、水産試験場の見学に来ました。
私、あきこです。ぼくはみつるです。よろしくお願いしま〜す。
あきこさん、みつる君、こんにちは。よく来たね。この試験場の場長をしている細江昭(ほそえ あきら)です。よろしくね。
ところで、だじゃれを言う人はだれじゃ?(笑)
イラスト:てつや う〜わぁ、広い試験場ですね。 写真:水産試験場の池
イラスト:みちこ 池がいっぱいあるんですね。
そうだね、この試験場は、面積が約33,000平方メートル(1万坪)で、池が98面もあるんだよ。君たちの学校の校庭よりもだいぶ広いと思うよ。
それから、諏訪と佐久に支場が、木曽に試験地があって、それぞれの場所の環境にあった魚の研究をしているんだ。
イラスト:みちこ 水産試験場ってどんなことをしてるんですか?
ちょっと難しいかもしれないけど
 1 バイオテクノロジー技術を使った新しい魚の研究
 2 魚が病気になっていないか、病気の原因を調べ治療すること
 3 健康でおいしい魚の育て方の研究
 4 川に少なくなった魚を増やすために稚魚を放流すること
 5 魚が元気になる良いエサの研究
 6 水がきれいで、魚がすみやすい川や湖にするため、川底や水中の生物を調査すること
などが、主な仕事なんだよ。
イラスト:てつや あっ、この池には大きな魚がいるぞ!「信州サーモン」って書いてある。 写真:信州サーモン
イラスト:みちこ ニジマスよりも大きいよ。
「信州サーモン」は、この水産試験場が開発した新しい魚なんだ。
みんなの知っているニジマスとヨーロッパ原産のブラウントラウトという魚をバイオテクノロジー技術を使って、掛け合わせた魚なんだよ。
ニジマスは、育てやすくて美味しい魚なんだけど、ウイルス性の病気に弱い、ブラウントラウトはそういう病気に強い性質があるんだ。そこで両方の魚のいいところをとって新しい魚を作り出したんだよ。
でも、普通に交配しても生まれる子どもはみんな死んでしまうので、バイテク技術で染色体(せんしょくたい)を増やして掛け合わせているんだ。ちょっと難しいかな。
こちらのページに詳しい説明があります。
約2年で全長50〜60cm、体重1.5〜2kgくらいに成長して、出荷されるんだよ。県内のレストランやホテル、旅館などでいろんな料理に使われているんだ。食べたことあるかい?
イラスト:てつや まだ、食べたことないです。今度、お父さんに連れて行ってもらって食べたいなぁ。
イラスト:みちこ こっちの池には青いお魚がいるよ。ニジマスとはちょっと違うみたいな・・・ 写真:シナノユキマス
よくわかったね。これはシナノユキマスといって、昔のチェコスロバキアから卵を輸入して、水産試験場佐久支場がたくさん増やす技術を開発した魚だよ。
ニジマスと違って銀白色できれいな姿をしているし、エサもゆっくり食べるんだ。
イラスト:てつや あれっ、なんか黒いサメみたいのが・・・ 写真:チョウザメ
そうそう、ここにはチョウザメがいるんだ。
イラスト:てつや チョウザメって、あのキャビアをとる?!
同じチョウザメでも、ここのは淡水(真水)にいるチョウザメなんだ。チョウザメにもいろいろ種類があって、今のところ28種類確認されているんだ。
キャビアをとるのは、カスピ海などにいるオオチョウザメという種類だよ。チョウザメといっているけど、鱗(うろこ)が蝶(ちょう)の形に似ていること、体全体がサメに似ていることから付けられた名前で、サメではなくて魚なんだよ。
イラスト:みちこ こっちの池には、黄色い魚がいるよ。これってな〜に? 写真:アルビノのニジマス
これはね、突然変異(とつぜんへんい)で黄色になったニジマスなんだ。普通のニジマスは体全体に黒点があって、エラから尾びれにかけての体の横のところに赤〜赤紫色の模様があるんだけど、これはそういう模様を作る色素がうまく働かなくて黄色くなっているんだ。色は黄色だけど、そのほかは普通のニジマスと一緒だよ。
イラスト:てつや コイもたくさんいるんですね。
ニジマスなどのマス類は、水中に浮かんでいるエサしか食べないんだよ。水底に沈んだエサは食べられないんだ。そうするとその沈んだエサは水を汚してしまうんだね。コイやチョウザメは水底のエサを食べてくれるので助かっているんだよ。
チョウザメに触ってみるかい?
イラスト:みちこイラスト:てつや エ〜っ!!こわいよ〜! 写真:チョウザメ
大丈夫、このチョウザメはおとなしいよ。それに見学に来た記念になるからね。
イラスト:みちこ ヌルヌルして、ちょっと気持ち悪いよ。
イラスト:てつや 思ったよりも堅い感じだな。
さて、次は「魚病指導総合センター」の方を見に行こう。
 

 

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