長野県知事賞

「私の身の回りにある税金」
上田市立真田中学校 3年 中山 里穂
私達は税に囲まれて生活しています。いつものように歩く道路、図書館などの施設、そして私の通う真田中学校も、税があるからこそ存在しています。特に私達学生は税の力をたくさんもらい、素晴らしい施設、先生方のもとで毎日学習にはげんでいます。しかし、「税について知っている事を挙げてみてください。」と言われても、税はどこでどのように誰が納めてくれているのか、ほかにはどのような所で使われているのだろうか、と疑問だらけです。私達中学生は一番と言っていい程税にお世話になっているのにもかかわらず、関心はとても薄いのではないでしょうか。そこで私は身近な税金について考えてみることにしました。
この前私が税の作文に何を書こうか、と迷っていた時に父がゴミの行方について教えてくれました。
「ゴミはどうやって処分されているか知っているか?いつも使っている袋は一枚たった三円で買えるんだ。けれどそのお金だけで処分することはできない。税金の力によってクリーン場で燃やされ、そこでやっとゴミは処分されるんだよ。」
普段何気なく捨てていたゴミの行方。たくさんの人が一生懸命に働き納めている税金によって処分されているなんて、考えた事もありませんでした。いつもむだに使ってしまうティッシュペーパー。まだ終わりもしないのに捨てていた鉛筆。ただ何も考えず、むやみに捨てていた自分を恥ずかしく思います。
ゴミを通して「税」というものを見ると、改めてそのものの有りがたみ、重要性を感じることができます。もしも税がなかったら、今の日本はどのようなことになっていたのでしょうか。
例えば、授業をしていても家にいても、毎日のように聞こえるサイレンの音。町の安全を守ってくれている消防士、警察官の皆さんがいます。前に授業の一環として消防署へ職場体験に行ったとき、こんなことをお聞きしました。
「僕たち消防士はいつも本気で人の命と向き合っています。」
私達を守ってくれている人がいる、ということを実感しました。もしも税がなかったら、誰が火を消してくれるのでしょうか。誰が犯罪を取りしまってくれるのでしょうか・・・。こんな所からも税の重要さを知ることができました。
私達のくらしを豊かにする税。しかしその陰には立派な納税者がいます。道路を普通に歩けるという事、毎日素晴らしい施設で勉強できるという事、私達の安全を守ってくれる人がいるという事。全ての事に感謝の気持ちを持って生活していきたいです。

入選者一覧のページへ
|