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知事会見 |
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平成18年(2006年)9月1日(金)16:30〜17:50 県庁:表現センター
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1 知事就任に当たっての所感と今後の県政運営について
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信州広報・ブランド室次長 榑沼政男
それではただいまから、村井知事記者会見を行います。よろしくお願い致します。
長野県知事 村井仁
村井仁でございます。今日、長野県知事に就任をさせていただきました。今日は9月1日、防災の日でございますので、実は事前にちょっとお願いを申し上げまして、当初は引継行事がいろいろあるから、この防災訓練はやらないというようなお話を伺ったんですが、私は、かつて防災担当大臣をやりまして、そういう意味ではこの9月1日という日は、ちょっと特別な日でもある。また、ご存知のとおり官邸中心にですね、政府でもやる訳でありますし、特に東海大地震、これが唯一現在では予測ができると、学問的には。もっと正確には予測ができるかもしれない、ということなんでありますけれども、そうとされている地震でございますけれど、これにつきまして、その影響が諏訪湖の周辺に及び得るというようなことが言われておりまして、ここはご案内のとおり地域指定がされている。そういう地域を持っている長野県でもございますから、この日、防災訓練をやることは、大変意味があるだろうと考えまして、お願い申し上げました。若干、ショートノーティスな話でございましたので、比較的小規模のいわゆる図上訓練と呼ばれるものでございましたけれども、非常に緊張感のある形で訓練が行われたと思っております。まあ、ある意味では私の初仕事みたいな感じになった訳でございますけれども、それが一つございます。
それから昨日午後1時から、田中前知事から事務の引継ぎを受けました。で、今日、新しい私の県政がスタートした訳でございますが、この間、何事もなくスムーズに県政の移行が進みましたことを、まず県民の皆様にご報告をさせていただきたいと存じます。ただ、これについては、私は率直に申しまして、若干の感想がございます。と申しますのは、地方自治法施行規則にあるんだそうでありますが、前任者が辞任する日というんでしょうかね、退任する日から30日以内に引継ぎをやれと、こう書いてある、法令上はですね。施行規則ですから、総務省の省令ということでしょうか。昔の自治庁の庁令ということでしょうか。これになってる訳ですが、地方自治法施行規則。それで、それには確かにそう書いてあるから、「退任の日から」ということですから退任の日を含む。つまり、昨日の時点で引継ぎを行われることは、これは当時のその地位にあられる田中知事から「8月31日に引継ぎをやりたい」と仰せになられれば、私としては受けるしかないと思いまして、私はお受けしました。が、これは少し厳密に言えばですね、実は危機管理という観点からは若干の問題を含んでいるということをこの機会に申し上げておきたいと思います。
それは何かと申しますと、要するに例えば昨日の夜遅くに地震が起きるとか、何らかの形で県知事として対応しなければならないようなことが起きたときに、田中知事のお立場からすると、既に引き継いでしまっている。私は確かに引継ぎを済ませている。が、しかし、法律的には私は今朝の、と言いますか、今暁の午前0時からその任に就くということでありますから、そういう意味では、私は昨晩のうちに県の職員に対して指揮命令をするような立場にないという問題を生じます。そういう意味で、あの引継ぎのあり方というものは、あまり望ましい形ではないのではないか。私自身、例えば大臣に就任致しましたとき、それから大臣を引いて私の後任は谷垣禎一現財務大臣でございましたけれども、谷垣さんに国家公安委員長を引き継いだとき、これどういうふうにやるかというと、私が前の伊吹文明さんから引き継いだときもそうですし、私が谷垣さんに引き継いだときもそうですが、いずれも新しい大臣が認証式を終わってきちんと辞令を受け取ってきてから、引継ぎは行われる。つまり、切れ目がないってことなんですね。ここが私は非常に大事な点だと思っております。それが一つ。
それから、二つ目でございますけれども、私もあまり詳細は承知しておりません、いろいろ忙しくしておりましたんで。ただ、昨日付けで何か職員の昇格人事をおやりになったようであります。職員の受ける給与というのは、これは一定のルールに従って然るべき地位にある人は然るべき地位の給与を受ける。昇格をしますと、当然給与は上がる訳でありまして、余程のことがない限りというか、その管理職手当というような、その職に伴う手当というのは、これは元よりその手当を受けるべき職を離れたときには剥がすことができますけれど、基本的な給与というのは格が上がったら上がりっぱなしで、普通下がるってことはないんですね。余程のことがない限り、下がるということはない。それをですね、そのまあ、後任者が決まっているときにですね、その給与を上げて前任者が去っていく。これはですね、普通やらないことだと私は思っております。ある意味では、県民に対してさらなる負担を、わずかなことではあれ、してそれを残していったということでありまして、私はある意味では、その給与を上げられた、格上げをされた職員にとっても、非常にある意味では組織の中で居心地の悪い環境を作ったのではないかという気が、正直言って致しております。
さらには法定の、あるいは法律で定められた都道府県に置かれる審議会、諮問委員会等々、あるいは条例による審議会、諮問委員会等々がございますけれども、このメンバーも、だいぶお入れになったようでございまして、こういう、私はそんなどんな形になっているか、まだ詳らかに致しておりませんけれども、こういうことは、これまた通常、まあその任を去る段階になっておやりになるってのは、普通はやらないことであります。率直に申しまして、国の場合でも県の場合でもそうです。いわゆる交代が前提される場合に、予算を組まなきゃならない。そのときには、俗に骨格予算と申しまして、本当に支払わなければならない費目だけ立てた予算を作って、それを議会の承認を受けて、それだけで終わるという形態をとるのが通常の形であることは、多くの方のご案内のところでありますが、人事の面でもそういうことをおやりになっていかれた。どうも私は、あんまり芳しくない話じゃないかと思っております。
そんなことを申し上げました上で、皆様にご報告致したいことは、一つは、お手元に既にお配りしてると存じますが、9月4日付けで人事異動を行うことにさせていただきました。これは、9月13日と思われますけれども、正式にはこれは、議長に私が9月4日にお申し入れを致しまして、そこから本格的に決まってまいると思いますが、臨時議会を開かせていただく。それから9月28日に、これはもう予定されていることでございますけれども、定例の9月議会を開かせていただく。そのための準備体制として必要最小限の人事をやらせていただくことに致しました。これが一つであります。
それから、私、かねて申しております経営戦略局という、何と言いましょうか、一極集中と言いましょうか、若干肥大化したその組織、これを解体するということ。これは私は条例をその早い時点で出さなきゃならないのかなと思っていたんでございますけれども、これは結局9月の定例会で条例の提出をすれば、まあ十分できるということがはっきりわかってまいりましたので、これはそのようにさせていただきます。
それから明日、確か10時半だったかと思いますが、教育委員会とお話をまたさせていただくことに致しております。この趣旨は、教育委員会で、ご案内のとおり高校再編についてお考えをおまとめでいらっしゃいます。これにつきましては、6月の議会で条例が改正されまして、高校の統合、廃止等々につきましては、議会の同意を要するということになりましたので、条例案としてではなくて事件案としてその高校の統合につきまして、議会の同意を得るべく手続をしなければなりません。その手続をどのようにするかということは、議案の提出権は知事にございますので、それをどのような形でやらせていただくのが最もよろしいか、よく教育委員会とご相談をさせていただく、それが趣旨でございます。一方、これ何度も申し上げておりますように、教育委員会の政治からの中立ということ、独立ということは、非常に大切な法的な枠組みでございますから、私と致しまして中身につきましていろいろ申し上げる立場にはないということを明確にしました上で、しかし議案の提出権というのは、これは知事にございますから、そこのところはしっかり調整をさせていただきたくようにしたいと、このように考えて、そんな意味の会合でございます。
なお念のために、確か28日だったかと思いますけれども、教育委員会からお申し入れがございまして、就任前ではあるが一度話を聞いてくれという話でございましたので、教育委員会のお話は私の方で事実として聞かせていただいております。そのことを申し上げます。
それから、あと私の方から申し上げたいといいますのは、今朝の私の職員に対する訓示でございますが、そこで申したことでもございますが、まあいずれにしましても県庁にお上意識なんてものはあっちゃあいけないと私は思っておりますし、それから県民がまた県庁をえらい頼りにするというようなこともよろしくない。そういう意味で県庁が本当に県民のお役に立つようにしっかりと仕事をしていく、そういう改革を進めたいということは、私の一番申し上げたいことでございまして、そういうその改革の主役に県民の皆様になっていただきたいと、このような念願を持っております。
それから、これは私は選挙中は大変いろいろなお話がありましたけれども、そのようなことをもって票を増やすとか、ご支援をいただくとかいうことは、私の性分があんまり許しませんので、私は一切そのようなこともしてまいりませんでしたし、加えてあとでちょっと付け加えますこともございまして、私は今日ここで初めて明らかにする訳でございますけれども、私の任期に関します限り、退職金を頂戴しない。簡単に言えばゼロにするということにさせていただくべく、9月の定例議会でこの議案を出させていただきたい。このように思ってます。ただしこれは、私のこの期についての話でございまして、他の特別職に類を及ぼすものでもないし、まして他の市町村の首長方に類を及ぼすものではないということを明確に申し上げておきたい。後任の方々にはこれを必ずしろというよりも逆にフォローしてほしくないと私は思っています。
と言いますのは、私は公職にある者の報酬というものは、退職金なども含めまして、やはりその立場にある人の品位、あるいはその人の払う社会的なさまざまなコストというものを償うに足るものであってほしいし、経済的に困らない人しか公職につけないという、その昔の名誉職的なものであることは、決して望ましいことではないと思っております。誰でもなれるということは、大事なことではないか、このように思っております。そういう点から私は、選挙中いろいろお話はありましたけども、そのたびにそういうことをする考えはない、ということをはっきり申してまいりましたが、しかし、長野県の財政を考えますときに、また、一部には私がそういう物欲しさにやってるんじゃないか、というようなふうに思われますのは、私自身が大変不愉快でございます。私自身は今の長野県の現状を憂い、その志でこの選挙に出させていただいて、県民の皆様のご支援を頂戴したという立場でございますから、そういう意味ではそんな物質的なものが欲しい訳ではない、ということを明確にしておきたい。田中さんだってそれをやったんじゃないか、やろうとしたではないか、という話はありますけど、それはちょっと違うと思いますのは、田中さんはご自分自身のことについてだけ限定して条例案をお出しになるならば、それはそれで非常にすっきりした話だったと思うんですけれども、事の行きがけの駄賃に県会議員の諸々の手当てでございます、私、詳しくは存じませんが、そういうものを合わせ技にして一本の条例案をお出しになりましたから、それは県会の方々が批判、反発されるのは無理のないことで、それ故に通らなかった。彼も、何と言いますか、退職金を減らそうとした、とおっしゃるなら、それはちょっと違うんじゃないですか、と申し上げざるを得ない訳であります。
ちょっといろいろと長いこと申し上げまして恐縮でございました。私からはとりあえず、以上でございます。そんなことを申し上げました上で、今日、部局長会議をいたしましたけれども、ここではまあ自己紹介と私からの局部長に対する、端的に申しましてしっかりとお願いを申し上げたに留まりまして、特段ご報告することはございません。以上でございます。
あと、ご質問がございましたら・・・
信州広報・ブランド室次長 榑沼政男
そうですね、大変恐縮でございますが、挙手をしていただきまして、その場でお名前を名乗っていただきまして、お願いしたいと思います。よろしくお願いします。 |
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信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
最初に全体の話をお伺いしたいんですが、本日、県庁の講堂で行われた県の職員の皆さんに対する訓示で、最後の最後に、脱皮していただきたいという表現でお話になりましたが、実際に、たつた一日ですけど、今日県庁にお入りになって職員の皆さんと話し合いをしたりですね、あるいは県議会を回ったりしたこと、まあ、県庁の雰囲気について、第一印象といいますか、お伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
長野県知事 村井仁
難しいですね。あの、そうですね、本当に久しぶりに県庁の建物の中に入りましたんで、あの、そうですねえ、どう言ったらいいんでしょうか、確かに例えば、職員の名前が全部扉のところに張ってあるとか、いろいろありまして、随分雰囲気というか変わったんだなあという感じがする一方で、私自身も非常に緊張して一日を送りましたんで、格段、一生懸命やっているというだけで、格段何か、職員の中の印象というものは申し上げることもございません。ただ、一つだけ申し上げなきゃいけないのは、防災訓練ですが非常に良かったですね。はっきり申しまして、ああいう状況を設定して、それに対応して状況を設定する側は状況を与える側に何もあらかじめ伝えてない。直接的に状況の変化、例えば153号線は西が通行不能になったんだよ、ここで土砂崩れがあったんだよ、というような状況を付与してですね、それに対応して、じゃ自衛隊にどうやって入らせるんだという話になっていく訳ですけど、そういうのを突発的にやる。それをずうっと私見せてもらいましたけれども、非常にきびきびとやっておられて、ああゆう、それはもちろん準備しての話ではありますけれど、その設定を与えられたところは咄嗟の話でありますから、ああゆう訓練をしっかりやっていくというのは非常に建設的なこと、上手くトレーニングされているんじゃないかとその限りでは感じました。まあ幹部たちの話ですからね。 |
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信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
それから、昨日ですね、田中前知事が退任されて、そのときに田中さんの支持者がかなり大勢見えてですね、選挙中も、まあこういう選挙ですので改革を進めるのか後戻りさせるのか、特に田中さんの側からは村井さんの就任で県政が後戻りするのではないか、ということは再三おっしゃられてましたけれども、今度、就任にあたってですね、再度そこら辺の基本的なお立場をもう一度表明していただきたいと思うんですけれども。
長野県知事 村井仁
県政の後戻りってのが何を意味するのか、逆に私良く分からない。例えばガラス張り知事室に入らないことをもって後戻りというふうに捉える方もいらっしゃる方もしれませんけれど。私はやっぱり、きちんと落ち着いた環境の中で仕事をしていくってのは大事なことだと思います。
それから田中さんは誰とでも会うと言っておられながら、一方では私が実際歩いておりますと、会いたいと申し入れてどうしても会ってもらえなかった、なんて話を随分聞きます。
そういう意味で私は時間の許す限り、できるだけ多くの方々にお目にかかり多くの方々のお話しを聞くというスタイルを続けてまいりたいと思っておりますけれども、だから、正直言いまして、私は、この県政の後戻りだとか改革の火を消すとか、まあいろいろ表現ございますけど、それが何を意味するのか、もう一つ良く分からない。私自身は、今日の訓示でも、訓示といいますか職員に対する話で申し上げたように、少子高齢化という本当に大変な不可逆反応が、長野県をある意味では先頭として世界でどんどん進む。その世界の最先端の部分を走っている、という私の時代認識ですから、そういう時代認識に沿ったさまざまのことをやっていかなければならない。このように考えておりますんで、その限りで後戻りっていうのは何を意味するのか、正直言ってよく分からない、としかお答えのしようがございません。 |
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信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
もう一点最後に、先程おっしゃた退職金の関連ですが、確かに長野県知事の退職金額自体が他の県に比べて高いと、高いに留まっているという現状がありましてですね、見直し自体が必要だという意見があると思うんですけれども、ご自身の任期中にですね、あるいは別の方法で、もう一度客観的にですね何か退職金なり報酬なり、あるいは県議の報酬も含めて見直すというようなおつもりはおありでしょうか。
長野県知事 村井仁
そこは、やはりいろいろご相談してみなければならないことだと思います。率直に申しまして、あまり退職金の額が大きいもんですから、私としてはちょっと衝撃を受けました。前回と合わせると7千数百万円になるんですか、まあそれはやはり6年間の退職金としてはやっぱりまあ大きいですね。私自身、国会議員として年金を確かにここ辞めてる間数ヶ月いただきました。これはもう大変評判の悪い議員年金というやつでありますけれども、あれは、実は国会議員の場合も、法律上は退職金として位置付けられているものを、結局十年超える議員については年金という形に切り替えるという形で出しているだけの話。なかなか国会議員の場合、特に保守系の国会議員の場合、辞める年齢が割合遅いもんですから累積したってとてもじゃない、あんな金額になかなかならないですね。
十年勤めて400万円くらいでしたか、今度ちょっと下がったんだっけ。それが辞めてから20年近く積み上げて、やっと、その近い金額にるという感じなんでしょうか。私はまあ、私の感覚としても、随分だなという感じはじますよね。まぁ、そういうこともありまして、私についてだけはもう気色悪いから整理しちゃおうとこういうことです。
信濃毎日新聞 宮坂重幸 氏
それに絡むんですが、給料については何か、条例上は135万円ですが・・・
長野県知事 村井仁
ただ、田中さんは3割カット、5割カットってのがあって、結局5割カットになっていると確か記憶しておりましたが、ちょっとよく知りません。申し訳ない。私、給料いくらもらえるかよく知らないで、選挙に出ちゃったもんですから、申し訳ないですなぁ。存じません。ただ、田中さんが受けておられた程度のものは戴こうと思っております。他に、どうぞ。 |
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市民タイムス 高石雅也 氏
臨時議会を13日に招集のご予定ということで先程お話になっておられましたけれども、そこに提出される議案を、今どんなことを考えてらっしゃるのか、改めて教えてください。
長野県知事 村井仁
まず、副知事につきまして、それから監査委員につきまして、それから公安委員につきまして、いずれも空席になっておりますので、調整が十分きちんとできればいずれも人事案件としてご処理をいただきたいと思って鋭意調整中でございます。
それから、もう一点が、先程も触れました高校改革の問題につきまして、教育委員会とご相談の上で、議案が整えばこれをぜひ出させていただきたいと思っております。この二つと思っていただいてよろしいと思います。 |
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市民タイムス 高石雅也 氏
続けてすいません、高校改革の議案についてですが、先程もお話の中で、政治的な中立というのが非常に大切だとお話しされていましたが、県教委がですね現在のところでは3月末がですね、実施計画に沿った内容で準備を進めているんですけれども、そういう内容に沿って議案が県教委の方でまとまってきた場合に、村井知事としてその議案に何らかの関与というんですか介入というようなことをされるお考えがあるのかないのか、その辺を教えてください。
長野県知事 村井仁
それは明確に申し上げますが、中身につきまして県教委がお作りになったものを、私が中身をいじることは、これは致しません、はっきり申しますけれど。しかし、議案として出すというところが実はミソでございまして、議案につきまして議会でご処理しやすい、できるだけご処理がしやすいような形を十分に工夫して出させていただきたい、このように思っております。こちらの方は中身に関わりませんから、教育委員会の政治的中立、あるいは教育委員会の独立を侵すものではない、単に知事と議会の関係で議案の形態などについて目配りをすることは可能だろうと思います。
市民タイムス 高石雅也 氏
この関係で最後ですけれども、選挙期間中は教育委員会の独立性ということもお話にはなっておられましたけれども、その一方で地域の合意のないところは一度見直して白紙に戻すってなこともおっしゃっていたと。今、教育委員会への無介入というお立場を県民の方がお聞きになると、「あれ」と思う方も中にいらっしゃるかと思うんですが、その辺についてのご説明というか整合というのを教えてください。
長野県知事 村井仁
それは非常にありがたい形になっておりまして、私は議会制民主主義ってのは、本当にうまく機能しているもんだと思っております。と言いますのは、6月に高校の設置に関する条例が、ご案内のとおり条例に一条加わりまして、高等学校の合併あるいは廃止をするときには、要するに県議会の同意を得なければならないと書いてあるんですよ。県議会の同意が得られればね、それはつまり地域合意が得られたものと考えて基本的にはいいんではないですか、ということだと私は思っておりまして、その意味では、県議会との共同作業によって、私は単に私がずっと申し上げていたことが結果的には成り立ち得るのではないかと今考えている。ここまでご説明したらよろしいでしょうか。
市民タイムス 高石雅也 氏
ありがとうございました。
長野県知事 村井仁
はい、どうぞ。 |
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鈴木恵美子 氏
一般の県民なんですけれども、長野市に住む鈴木恵美子と申します。よろしくお願い致します。県民の立場で村井知事さんにお尋ねさせていただきたいんですが、この場を借りてぜひお願い申し上げたいのは、今後も県政に県民が積極的に参加できるようにぜひリーダーシップを発揮していただきたいと思います。つきましては、ただいま高校再編問題についてご質問がありましたが、私がぜひお願いしたいのは、
日程的に大変厳しい状況にあると思いますが、ぜひ県民の声を、また高校生や中学生や保護者の方などのお声を早急にお聞きいただけたら大変ありがたく存じます。と言いますのは、選挙期間中大変お忙しい中、村井候補さんは夜
9時から約2時間県民との意見交換会を開いてくださいました。大変ありがたかったです。ただ本日から知事になられまして、またお立場上お変わりになる点ももしかしたらあるのかなということも思いますのでお聞きいただきたいということを願っております。
もう一点は県政全般について繰り返しさせていただきますが、本日の会見のようにこのように一県民が参加できるということは大変私もありがたく思っておりますので、さらにそれが進め
られるようにお考えいただきたいと思います。以上です。
長野県知事 村井仁
承りました。ありがとうございます。 |
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朝日新聞 五十嵐大介 氏
人事の関係をお尋ねしたいんですけども、一つは副知事の関係なんですが、ご承知のとおり報道等で板倉さんと腰原さんのお名前が挙がっているような状況なんですけども、それをですねそのお二人の調整が現在どのようなことになっているのかということと、あと今日県議会のごあいさつのところでも何人かの方からお話が出たと思うんですが、腰原さんについては選対本部長ということであまり好ましくないんじゃないかというご意見が出ておりました。その辺について何か想いがあれば教えていただきたいということと、あと今村井さんの秘書の方を特別秘書にするのではないかという話も聞いている状況なんですけれども、それについても今日県議会側から村井さんを支持する県議さんからも、多少ちょっと考え直してほしいというような意見もありました。それについてどのようにお考えかというのをお聞かせください。
長野県知事 村井仁
まず副知事の人事につきましては、恐縮ですが現在調整中でございますので、大変恐縮ですが、コメントを差し控えさせていただきたいと思います。この段階では私はそれ以上のことを申しません。
それから第2点目の特別秘書というような問題ですが、私は全くこれは私見ですけれども、私も選挙で選ばれた公職者でありますから、いろんな体験をしておりますけれども、例えば各省庁に大臣として入りますときに、いわゆる大臣秘書官というのはこれは政治家の秘書であった人間が入っていくという形が日本でも許されております。そういう意味では私はこれは人選あるいはそれの担う役割ということによっては、これはもちろん慎重に考えなくてはならないことですけども、許容されていい場合があるのではないかというふうに思っております。ただ、これもなお調整中の話でございますので、今この程度にとりあえず現段階はさせていただきたい。このあたりはどんな機能を付与するのかということやら、タックスペイヤーにそういうのをご負担いただくことも説明がつくのかという問題やらも含めていろいろあるんだろうと思います。
田中知事の時代に、何ですか、期限付き職員の採用とかいうものがかなり広範に行われ、また杉原さんのような特別秘書というのがあったという先例はあります。これをどういうふうに評価するか、非常に否定的に評価される方もいらっしゃいますが、私はそれはまたそれで、本当に適切に運用されるなら県職員あるいは国家公務員の出向者というような形で行われております県庁人事の中でですね、違った意味の風を入れるっていう意味が時にはあるかもしれない、という気が、これは一般論ですよ、しております。まあそういうことで今日のところはお許しいただきたい。他にいかがでしょうか。
朝日新聞 五十嵐大介 氏
引き続きよろしいでしょうか、すみません。えーと、確認なんですけど、先程ですね、臨時議会で提案される人事の枠について教えていただいたんですが、教育委員の方についてはどうなんでしょうか。
長野県知事 村井仁
はい、これは教育委員というのはですね、現在まだ複数おいででございます。それでお一方、つまり教育長が欠けたと、ということでございます。教育長たる教育委員が欠けたという段階で、これも昨日のことでございますので、私自身、まだこの辺り、埋めるというか埋めるべきかどうかも含めまして、ちょっと考えがまとまっていない、従いまして9月13日に付議する方向にならない、というだけのことであります。よろしいですか。えーと、それでは後ろのさっきから手を挙げている人、どうぞ。 |
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信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
何点かお伺いしたいのですが、9月定例会に出す条例でですね、経営戦略局の廃止条例という関連の条例ということなんですが、これは廃止する時期というのは、これはいつというふうに考えればよろしいでしょうか。
長野県知事 村井仁
これはですね、経戦局の廃止だけが多分条例事項だと思うんですが、ちょっと私もまだ条例の、条例っていうのは私どっちかと言えば法律を丁寧に読む方じゃないもんですから、お恥ずかしいけど。あまり今日も見ておりませんけれども、多分ですね経営戦略局の廃止を決めてですね、それであとは知事の、知事による規則制定という段階になるんだろうと思います。そういう手続きをやったら、多分11月1日くらいでですね、いろんなものがすっきりさせることができるんじゃないかとこんなふうに思っております。
信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
そうすると中身自体は経営戦略局が廃止されて、あとはその農政部がちょっと課の数が減っているとかですね、いろいろその他もろもろ、いろいろ・・・
長野県知事 村井仁
話の途中で恐縮ですが簡単に言いますと、現在ありますさまざまのチームですとかユニットですとか呼ばれるような職制、こういったものを見直してですね、もうちょっとわかりやすい、少なくともお尋ねコンシェルジュに聞かないとどこに何があるのかわからないとか、随分たくさんの方にERって何だって私は尋ねたんですが、私も多少横文字知ってるつもりなんですけれど、ERって何だって聞いて今日やっと「emergency
rescue」というのの略だということを初めて知りましたけれども、いずれにいたしましてもあんまりですね、わかりにくい名前にしておくのはどうか、できるだけ、何と言いますか緊急救助とかですね、ちゃんと日本語あるんですから、そうした方がわかりやすいんじゃないかと思うんですけど、そういうようにきっちりわかりやすい表現にしていきたい、そういうことです。
信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
そうするとじゃあ、その他もろもろの変更も含めて、条例改正をなさる・・・
長野県知事 村井仁
条例改正が必要なのは多分戦略局だけだと思うんです。
信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
ああそうですか。
長野県知事 村井仁
あとは規則で、全部、ある意味では事務的に、あるいはもっと言えば私に授権された形で処理ができるんだろうと思っています。
信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
了解しました。
長野県知事 村井仁
その限りで、人事異動も含めて、きちんとやりたい、そういう意味です。
信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
そうするとだから、11月1日付けのその関連する人事異動をやる・・・
長野県知事 村井仁
くらいでやりたい。やりたい。やりたい。まだ「やりたい」です。 |
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信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
わかりました。あとですね9月4日の人事異動という紙をいただきました。それでこれについて経営戦略局長の松林憲治さんの交代等があるんですが、この人事のですね全体のコンセプトをちょっとお聞きします。
長野県知事 村井仁
これはね人事ってまああんまり説明するもんじゃないんです。どういうことだっていうのはですね、これは申し訳ない、これ私一貫して申し上げておきますけれど、私は人事については基本的にご説明しません。特に職員人事についてはご説明しません。どういう異動がなぜ起きたのか、ということを申しますと、いろいろかかわる方々のご経歴や何かに大変ご迷惑をかける可能性もございます。そういう意味で一切、これは申し訳ございませんが、説明しません。
信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
わかりました。
長野県知事 村井仁
ただその結果ですね、しかるべきメッセージがその組織の中に伝わるということはご想像いただきたい。 |
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信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
わかりました。あと、すみません、審議会の委員を前知事の田中さんが委嘱されて退任されたということに関して、先程「芳しくない話だ」というご指摘あったんですが、「芳しくない話」という認識のうえで、どのようにやるというようなお考えってのはあるんでしょうか。
長野県知事 村井仁
これは、だから率直に言いまして、どなたがなられたかってことも、実は明確によくわからないんです、私、まだリストも見てませんし、他の委員もどうかわからないし、そういう意味でですね、あの私が一般論として申し上げたのは、あくまでそういうことは普通はやらないものだってことを申し上げたんです。要するに後任者が選挙によって決まったらですね、それはある意味では民意なんですから、そこで、それ以上、あの何て言いますか、その選挙に負けた時点でね、あるいはこれで、8月31日でお退きになるということがはっきりしたことで、ここで諸事凍結なさるのが筋なんだと私は申し上げたかったんで、それだけです。 |
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信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
あとあの、今日、朝県庁に来て入口のところに、毎日いた方がいらっしゃらない状態だった、コンシェルジュの方がいらっしゃらなくなりましたけれど、これはまあ村井さんの考えで、それについてはどういうお考えなのかというのをちょっとお聞きします。
長野県知事 村井仁
私は、幹部職員が県庁の1階にいてですね、「どういう御用でお見えになりました」って聞くのかどうか知りませんが、まあそういう役割は普通受付とか案内係とかでですねえ、普通済む話で、どこの省庁でも高い給料取ってる管理職がそんなところでうろうろしてたらですねえ、まあ何て言いましょうか、まあ普通、月給泥棒って言いますが、ということでありまして、私はこんな無駄遣いはないと思っております。そういうことは、早急に止めたほうがよろしいと思っただけのことであります。 |
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信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
わかりました。それとあのガラス張りの1階の知事室がですねカーテンが閉まって暗くなってると若干もの悲しいような感じも漂っておりますけど、村井さん、今後どうされるのかという部分について、今のところ何やら方針て言うか、方向、時期とかその辺ちょっとお伺いしかったんですけど。
長野県知事 村井仁
何も考えてませんが、ただ、県民の税金を使ってですねえ、作ったものでありますから、ただ壊すとか撤去するとかですね、そういうことは私は元来けちでございますので、そういうことはしたくない。公のものはできるだけ有効に使いたい。どういうことに使えるのか、あの一ついろいろお知恵を借りたいなと思っております。何かいいアイデアがありましたら教えてください。 |
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信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
わかりました。あともう一点だけすみません。廃棄物の条例案ってのが今、継続審査になってまして、あの一部に市町村の自治事務に方針替えするんじゃないかという条文があるということで、あの村井さん以前から見直しの必要性っていうのをおっしゃってましたが、この点については9月定例会、あるいは臨時議会でその取下げというような手続を取られるのかどうか、その辺一点だけ最後教えてください。
長野県知事 村井仁
臨時議会というのは、本当に必要やむを得ざる案件だけ処理をする、そういう議会でございます。従いまして、私の県政を進める上で必要な各人事と、それから焦眉の急を要します高校再編問題も事実上の決着だけ着けていただければよろしいので、その後のことは9月定例議会でよろしいのではないか、このように判断を致しております。
信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
あの確認ですが、9月定例議会で取下げをなされるつもりですか。
長野県知事 村井仁
取り下げるかどうかのことにつきましては、これは、私はまだ説明を聞いておりません、事務方から。事務方からよく説明を聞きまして、私が理解しているようなことでございましたら、それは取り下げるということで処理をしたいと思っております。
信濃毎日新聞 平澤隆志 氏
ああそうですか、わかりました。ありがとうございました。 |
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読売新聞 三浦真 氏
一つまあこれも田中さんとの比較という感じになってしまう訳ですが、田中さんが進めてきた一応財政健全化の路線というのがある訳ですけれど、今後、村井知事は、選挙戦中もおっしゃってましたが、ちゃんとやるべき仕事をやって、そして税収も増やし、そして健全な状態を保っていくということをやって見せるというふうにおっしゃっていました。
やや具体的な話なんですが、もうちょっとこれを具体的に話していただきたいのと、そして県債の発行残高、あと今後の発行するかしないか、その抑制策をどういうふうに取っていくかというところ、その辺をやや具体的にお話いただければ、お願いします。
長野県知事 村井仁
三浦さん、申し訳ないけれど、その話を始めると、おそらく簡単に3、40分費やすことになるだろうと思います、やりとりも含めまして。申し訳ないがこれはちょっと今日は勘弁していただけませんか。私、語りだせばこれはもういろいろありますけれど、率直に申しまして、ヒントだけ申し上げますと、長野県は補助金の付いた事業って片っ端から蹴っ飛ばしてきたんですね。それによりまして、長野県の経済を非常に縮小させたっていう問題がある訳で、そういう意味では、しかしそうは言いながら、国だって5年、6年に亘って要らないよって蹴っ飛ばしてきた事業をですね、付けてくれっていって頼んですぐ付けてくれるかどうかわかりやしません。私はともかく暮れにかけて国への働き掛けを大いにやりますし、そして何とか事業ができるような環境を何とかつくっていきたいと思っております、その必要な事業をやるために。そしてそれをやれば、おそらく長野県経済のある部分が回り出すんだろうと思っております。少なくとも、経済にプラスの刺激を与えるんだろうと思っております。それによりまして、結果的に県の収入も増えていくことになるんだろうと思います。
確かに、県債は増えると思います。県債は増えますが、その返済についてはいろんな仕組みがあるということは選挙期間中も私は申し上げてまいりました。そういったことを総合して、ちゃんとした答えをお出し致します。というのが、私の申し上げたいことの本当の骨子でございます。 |
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読売新聞 三浦真 氏
それに関連してなんですが、公共事業のあり方、簡単にでも改めてお話お伺いしたいんですが。そこで、前任者の「脱ダム」宣言というものがある訳ですけれども、当面、浅川の治水について現時点でのお考えをお聞かせください。
長野県知事 村井仁
これは申し訳ないですけれど、私は、これは毎回いろんな機会に申し上げているんですけれども、やっぱりもう少し技術的な、専門的なご判断というものを、専門家のですね、それをよくよく聞かせていただいて、私は現在の日本の、その何と言いますか技術的知見の最高のレベルで判断されたことを前提にして、こう言っちゃ何でございますけれども、地域の皆様のできるだけのご理解を得て物事を進めるという努力をしていきたい。そうとしか申し上げられない。今、具体的にダムありとかなしとか、そういう点を含めて私は何の先入観も持っておりませんけれども、ただダムなしということを言って、その答えが未だに私は出たとは思っていませんもんですから、急いでこれはいずれにしましても、専門家の話を良く聞き、又地域の皆さんの話も聞いてみたい、このように思っております。 |
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朝日新聞 齋藤徳彦 氏
今やっている会見及び表現センターという場についてですね、田中知事の時代になってから一般の方が参加されるようになり、また会見の主催権が県側に移りと、さまざまに変化があった訳ですが、それについて今、この先どうするかということをお考えのことがありましたらお聞かせください。
長野県知事 村井仁
これは非常にいいことをお尋ねいただきました。率直に申しまして私は、これどうしたらいいかぜひよく話し合っていただきたい。やっぱりメディアの皆さんは、ご自分でここで私に限らず会見をお聞きになって、それをその何と言いますか、県民、あるいは広く国民に伝えるというミッションをお持ちでいらっしゃる訳ですから、そういうお立場でどういうふうにしたらよろしいかっていうことがあると思います。一方で、先程もちょっとどなたかのご発言がございましたけれども、普通の人はって言いますか、そういう職業的な報道に携わる人でない方も知事の話、直接聞くことができるというのは大変開かれたあり方だから、これはやっぱり残してくれというお話、これはこれで私、なるほどと思って伺っておりました。この辺りどういうふうにしたらよろしいのかということを、これはよくご相談をさせていただきたい。
私自身、こうやって私の方から指名するとか、私の方から何と言いましょうか仕切るとかいうのは、実を言うとちょっと面倒くさいんですね。私はそんなに信州弁で言うところのずくのある人間じゃないもんですから、できればこれ例えば幹事社がですね、いらっしゃって、代表してですね、そのときのカレントな問題についてある程度質問していただいて、それに補足的にですね、他の方々がフォローをしてくださって、さらに一般の方からもいろいろご発言があるなんて形になるのも、決して悪くないかなあっていう気は致します。私、これ以上は言いません。どっちかっていうと、よく相談をさせていただきたいですね。ただ、私が全部仕切ることが、私、それ程、そんな面倒くさくてかなわんなっていう感じがありますんで。そういうことです。よろしくお願いします。
朝日新聞 齋藤徳彦 氏
すみません、追加で。私自身はちょっと県外から来ておるんですけれど・・・
長野県知事 村井仁
えっ。
朝日新聞 齋藤徳彦 氏
私自身は長野県の外から来ておるんですけれども、今日は・・・
長野県知事 村井仁
はい。
朝日新聞 齋藤徳彦 氏
今、ご返答になった相談する相手としては、一応長野県政記者クラブを考えておられるということでよろしいんでしょうか。
長野県知事 村井仁
県政記者クラブが、何と言いますか大変影響力のある一般的なメディアのクラブであるという程度のことは私、承知しております。が、それがまた全てでないことも、私はよく承知しておりまして、その辺りでどうしたらいいのだろうか。これはもう非常に微妙な話でございますから、よくよくご相談をさせていただきたいということであります。 |
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信濃毎日新聞 二川良也 氏
経済に関することでお伺いをしたいんですけれども、田中前知事の時にですね、例えば観光振興というようなことで、まあスキー王国ですとか、あとまあポスターありますけど「シンシューベリーマッチ。」ですとかね。それからあとまあ企業誘致の関係でいくと、その環境配慮型の企業に補助金を出したりとか、そういったような取組があったかと思うんですが、まずそれについて、どういうような評価をされてらっしゃるかということと、あと知事ご自身で何か今後、こう具体的に経済政策として考えてらっしゃることがあればお話しいただきたいと思います。
長野県知事 村井仁
大変難しい、難しいと言いますか、まず観光につきましてはね、私は正直なところ田中さんのようなタレント性はありませんから、私が着ぐるみ着たり、自分の顔を何かのあれで出してみたりしたところでですね、大してお客が増えるとも思いませんから、そんなことはやる気は全然ありません。ただ観光振興について、田中知事がいろいろご熱心になられたこと、これは前も申しましたけれども、例えば原産地表示、AOCなどの推進ですとかによりましてですね、信頼性の高い農産物の提供を保証するって言いますか、提供を奨励するような戦略ですとか、それから非常にアイ・キャッチングなさまざまなピーアール、こういうのは私は非常に結構なことだと思いますんで、できれば続けてまいりたいと基本的には思っております。別段それを否定するものではありません。
ただですね、環境重視型の産業という話につきましては、今どき企業がですね、長野県みたいなところで立地するときにですね、周辺への環境の影響とか何とかを考慮しないで立地するなんて、まともな会社だったか考えられませんよ。まあコーポレイト・ソーシャル・リスポンシビリティ(corporate social responsibility)と、あんまり横文字使いたくないです、CSRっていうことを非常にどの企業も大切にする時代になっているということでありますから、私はそういう限定的なことでなくて企業誘致に努力をしたい、このように思っております。そういう意味を含めまして、いろいろな企業経営者の皆様ともできるだけアンテナ高くしてご相談もさせていただきたい。こんなふうに思っております。 |
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読売新聞 千歳誠祥 氏
副知事の話でですね、2人制を導入されるというふうなことをインタビュー等で表明されてますけれども、2人置いた場合のですね、それぞれの役割分担というのをどのように考えていらっしゃるのかというのをまずお願いします。
長野県知事 村井仁
難しいですね。あの実際ね、澤田さんと青山さんと副知事、出納長っていう形でおいでになりましたけれど、私の見ていますところでは、青山さんは治水問題についてまでご発言になったというか、治水問題を主として青山さんがお扱いになっていたってのが私の観察でございまして、そうであればあれは出納長の仕事というよりは副知事の仕事じゃないかって思っただけのことでございまして、動機は極めて単純であります。まあ、実際長野県くらいの何になり、私のような無能な知事の下では、やっぱり有能な副知事が2人くらいいた方が絶対助かるなあと、こう思ったということで、ご理解いただきたい。これは具体の人が決まったところでね、当然その分担が決まってくるんだと思いますよ。 |
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読売新聞 千歳誠祥 氏
えっと別件でですね、ボイス81というのを掲げられておられました。まあ10広域ぐらいに分けて各地の市町村長ということでしたけども、もう少し詳しく、あといつ頃から始められればというふうにお考えなのか、お願いします。
長野県知事 村井仁
やっぱりですね、当面はまず私、今、頭の中一杯なのは、もうとにかく9月13日って話、まあだいたい定説になっております、そういうことなんでしょうが。そしてさらに9月議会、ここまではやっぱり、私にとりまして初めての体験ばっかりでございますから、ともかく一生懸命それに取り組むということが、まず第一にやるべきじゃないかと思っております。その段階で、事務方で少し準備を願って、年内に何か所かやることができればいいなあと、こんなふうに思っているということであります。 |
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毎日新聞 仲村隆 氏
2点伺いたいんですけど、1点は漠然としたお話なんですが、具体的にお答えいただくとありがたいんですが、田中前知事が今まで行ってこられた県政の中で、これ継続していって、さらに拡大していった方がいいと思われる個別の事業について挙げていただきたいというのと・・・
長野県知事 村井仁
個別事業ねえ、はあ。
毎日新聞 仲村隆 氏
ええ。もう1点は、後程。
長野県知事 村井仁
はい。まあ、私は、それって良いじゃないかと思ったのは、さっきもちょっと触れましたが、原産地呼称ですね。これやはり、長野県がオーソライズするということを通じましてね、そこで信頼性が高まるってことであれば、非常に良いんじゃないか。例えば、玉村豊男さんのような大変知名の人を起用されたのは、田中さんの人脈のもたらすものでしょうし、非常に面白いやり方。例えばフランスワインなんかの場合に、明らかにそのAOCによりまして、見事な差別化を図っていることは事実でありまして、それは同時に高付加価値化と安定的なマーケットの開拓というものにつながっていく。そんなことを他の分野で広げられるかどうか、というようなことですね。これはやっぱり、工夫する必要があるんじゃないかとは思っています。いずれにしても、いいことは私はやっていこうと思ってますんで。
それからあとは、車座集会ですね。これは何度も申し上げておりますけれども、これ私は、私は確かにこの間の8月6日の選挙で選ばれました。ただ、県会議員さん方は、今から4年近く前の、3年半前の選挙で選ばれた。その時点での民意を代表しておられるってなことを考えますと、今の民意は何なんだっていうことを掴むためには、ちょっと別のことをしなきゃならないっていう意味ではですね、私は車座集会っていうのは非常にいいことだと思っております。ただそのときに、今日みたいに一方的にしゃべっちゃいけないということを肝に銘じてやらなきゃいけないと思っております。 |
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毎日新聞 仲村隆 氏
わかりました。それとですね、今日、防災の日だということもありまして、その関連で伺いたいんですが、7月に岡谷で土石流災害がありましたり、それに絡んでは選挙期間中にも防災事業のお話をされて、必要なものは確保しなければいかんというようなことをおっしゃられたかと思うんですが、土石流災害だけでなくてですね、例えば耐震化、地震への備えという意味合いで、特に南信地域なんかですと、先程おっしゃってたような東海地震の危険地域にも指定されているような場所で、数字的なものを申し上げると学校等の耐震化率がかなり低いという状況がありまして、危険地域でそれだけ耐震化が低い都道府県というのは、あまりないかと思うんですよ。そういった、もちろん予算的な枠もかなり係わってきますし、学校の場合は国からの補助もありますから、そういったもの、これ公共工事を増加させるという部分もありますけれども、そういったものについての防災面での公共事業のお考えについて伺いたいと思いますが。
長野県知事 村井仁
一言で申しますと、そういうことこそ公がきっちりとやるべきことだと思っておりますから、できるだけの努力をしたいと考えております。そういう意味でぜひご理解をいただきたいんですが、私は、例えば村役場や町役場が非常に質素であるということを大変自慢にされる町村長さんが結構いらっしゃるんですが、本当は実は恐ろしい選択をしてらっしゃるということを防災大臣時代に経験しています。
それは何だというと、ある地域で地震が起きたんですが、役場がつぶれちゃって連絡がつかなくてですね、被害状況が掴めないですよ。こんなばかな話はないんで、私はそういう意味でですね、町村合併が進行している中で、私の選挙区のある村の役場庁舎が完成しました。大変立派な庁舎ができました。それに対しまして、その村長に反対する方々が、選挙がありますといろんな方が反対するんですね、「あんなもの合併するのに無駄な建物を造って。」っておっしゃったものですから、私は竣工式にのこのこ出かけまして、「いやー、村長えらい」と。「こういうのは、どう考えてもですね、何とか村は何とか市に合併すると言ったって、距離的に近くなる訳じゃないんだから、この地域の人たちがいざというときに避難する場所として、この公的な施設である村役場は、この合併を、2年後だったかな、に控えた今、完成したけれども、これは極めて地域のために慶賀するべきことだ。」と言って、うんと褒めておきました。私はそういう意味で、公共建築物をですね、村長のものだとか、町長の贅沢だとかというふうに考えるのは間違いで、正に地域の皆さんの共有物だということを考えていただかなければならないと思っております。
このことは実を申しますと、私は防災担当大臣としてアメリカのカウンターパートを訪ねたときに、本当に立派なビルに入ってるんですね。聞いてみると、ニューディールのときに造ったって言うんですが、本当に堅固で、もう70年経って全然びくともしてないっていう感じ。ああいうのが大切なんだろうと思いますね。余計なことを申しました。いずれにしましても、そういうところへ金をつぎ込むことは、今世代に負債は残っても今世代に財産が残るんですから、これは大切にしなきゃいけないことだと思っております。 |
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「たぁくらたぁ」発行人 野池元基 氏
先程の表現センターの件で1点お願いします。もちろん「たぁくらたぁ」なので、県政記者クラブには当然入れない立場にあります。先程これからどうするかをいろいろ、まあ今、県政クラブは微妙なところということで、そうとはおっしゃいませんでしたけれども、まあ相談をしていくというようなお話で、その相談相手に我々も入れてくれとかそういうことではないんですが、少なくとも例えば、大勢いてやるというのはなかなか難しいことですけれども、かといって、ですからその経緯が例えばわかるとか、どういうふうな話し合いでどう進んでいくのか。そのたびに、でもそこで参加できない、つまりここにできない者も意見を言える、あるいはそういうような状態で、ぜひ表現センターというものを残す方向ですね、またより良い方向があるのなら、もちろんそれは結構だと思いますけれども、そういう公開していくという、経緯について公開していくという部分について、どうお考えでしょうか。
長野県知事 村井仁
私は、さっきも申し上げましたように、一般の方がそのような「たぁくらたぁ」って随分楽しそうな名前の・・・なんでいらっしゃいますが、そういうものを刊行してらっしゃらない方であっても入れるっていうところが、私はやっぱり一つ評価するべき点だってとこまで申しました。まして、と思います。そういう意味ではぜひこういう雰囲気は、どなたでも発言できるって雰囲気は残したい。ただ、私が全部こうやって仕切るってのは面倒くさいなぁということで、ある程度包括的なところを幹事社みたいなところで質問していただいて、あと残りは質疑にさせていただければ、もうちょっと効率的になるかなっていうことだけちょっと申し上げた、それだけの話です。 |
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信濃毎日新聞 辻元邦宏 氏
今日の午前中の職員に対するあいさつの中で三点注文されたと思うんですけれども、一つは「顔色を見て仕事をしない」ということ、あともう一つが「意見を具申してもらいたい」っていうことと、あと三つが「知事の判断を待たないと何もできないことがあってはいけない」っていうことだったと思うんですけども、後半の二点について、具体的に意見を具申しやすくするような何か仕組みみたいなものを考えていらっしゃるかどうかっていうことと、もう一つ各部局に権限を、こういうことは部局でできますよっていうような目安を示すような考えがあるのかどうかっていうことを聞かせてください。
長野県知事 村井仁
これ非常に簡単な話でしてね、意見具申というのは何もね、職員がメールで知事のところへ直接ものを言うだけが意見具申じゃないと私は思っているんです。
意見というのは、やっぱり組織ですから組織の中でいろいろ戦わせた結果をですね、そのある程度事務方で課なら課、部なら部ってところでですね、まあまあこんなところかなっていう結論が出てくる、ってのが非常に良いと思うんですね。それが、何と言いましょうか、私のところへこんなふうにした方がいいですよって言ってきてくれると、一番たぶん良い案に落ち着いていくんじゃないかと思っております。一人ひとりがみんないろんなこと言い出したら、これはもう大変ですよ、私の過去の組織運営の経験から言いましても。そこはある程度集団でやってほしいと、こういう意味です。
二つ目の分権と言いますか権限、これはねぇ非常にわかりやすく言いますとね、どんな組織でも専決規定ってのがあるんですよ。長野県にも当然専決規定って・・・あるでしょ。要するにこういう案件はもう課長でいいと、部長でいいと、それ以上決裁とらないというのがあるんですよ。そしてそれは全部知事の名前で執行されるんです。そういうところをね、うんと活かしていってほしいなと思います。そういう組織に当然の、何と言いましょうか、仕事のスタイルっていうものがある訳で、それでなきゃ7千人もの方が本当に一生懸命働いていくなんてことできませんよ、ということであります。はいどうぞ。 |
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朝日新聞 浜田陽太郎 氏
先程の退職金の話なんですけれども、退職金をご辞退されるという話なんですが、物質的なものを欲してですね知事になったのではないというのは正にその通りだと思うんですけど、恐らくどの公職者の方もですね、物質的なものを欲してそれをもらうがために公職に就く訳ではないと思うんですね。それでまあヒントになるのは、公職に就くことにあたって社会的コストを償うために退職金というものは設定したものであるべきだということなんですが、村井さんの場合は、つまりもう既にかなりお年、69歳ということとか、あるいは経済的な安定っていうのは既に確保されているからこの退職金がいらないって、もう少し説明していただけますでしょうか。
長野県知事 村井仁
率直に申しまして、私自身、今度この選挙に立候補しましたのは止むに止まれない思いから出た訳でありますが、今、浜田さんご指摘のように、私も年齢が年齢なだけにですね、よくまあ何と言いましょうか、えらい欲深だなと、こう思われているとすると非常に不愉快だなあという思いもあります。そして別に私、今さらお金も欲しい訳じゃないし、というだけのことで、まあ無くたっていいやと、こういうことで単純に、それだったらまあスパっといただかないって決めちゃった方がスッキリしてていいやと、こう思っただけのことで、えらい大変な話を言ってるつもりはありません。
朝日新聞 浜田陽太郎 氏
しかし財政がですね、今どの市町村も厳しい、自治体も厳しい中でですね、他の市町村に類を及ぼすものではないとは言え、そうすることがですね、まあ俗に言えば有権者にウケるということは恐らくあるんでしょうから・・・
長野県知事 村井仁
だから僕は選挙の間は、それについていろいろ話はありましたけど、言わなかったということです。 |
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朝日新聞 浜田陽太郎 氏
なるほど、了解しました。あとすみません、あと短い質問で恐縮なんですが、審議会の委員についてはですね、選定については非常に芳しくないということなんですが、その委員会自体、審議会自体はですね、活用の仕方を、芳しくないやり方で選定された委員が入った審議会を活用していくことについての方針というのは既に頭の中にあるんですか。
長野県知事 村井仁
あの、そこは正直申しまして、どういう形になっていて、どんな時にその審議会に諮問しなければならないのか、審議会と長野県の理事者、あるいは知事との関係はどういう関係であるかってことを、私はまだ説明を十分聞いておりませんのでよく解りません。それは置かれている審議会によって、またかけなきゃならないとされる案件によって個々に違ってくることだと思いますので、その段階で判断をしなければならない。これは私があくまで申しましたのは、要するに選挙が終って8月31日、9月1日に引き継ぐっていう段階になったら、普通いじらないもんだってことの例に申し上げただけであります。 |
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朝日新聞 浜田陽太郎 氏
わかりました。すいません、最後にもう一点。「後戻りしない」っていうことは逆に言うとよくわからないっていうふうにおっしゃったんですが、選挙に最初に出られる時にですね、「超田中」、田中氏を超えていくんだと。「反田中」ではないと。じゃあ田中氏を超えるということについてのイメージっていうのはですね、どういうことなのか。つまり県民としてはですね、後戻りはしないということ、後戻りをさせたいという人は、を、私を・・・
長野県知事 村井仁
私を支持してがっかりするだろうと。
朝日新聞 浜田陽太郎 氏
そうそう。それをどういうふうにおっしゃってて、そこを安心して村井さんに投票された方もいらっしゃると思うんで、ちょっと最初のお答えは素っ気なかったかなと思いますんで。
長野県知事 村井仁
はい、わかりました。そういう意味で言いますとね、私これは何回も選挙の時に申しておりますからあれですが、田中さんに投票ってのは、やっぱり吉村さん以前の県政に対するですね、大変な批判、県民の批判だったと思うんです。そういう意味で私もあの時に、吉村さんの後継者たる池田さんを一所懸命応援した立場から、痛棒を食らった思いがして非常に反省しました。そういう県民の強い願望というものを私は大切にしなければいけないと思って見てまいりました。
しかしながら選挙中にも批判を重ねたように、今日の訓示で申しました「知事の顔色ばっかり見るな」っていうのは、ともかくこれまで田中県政の下で県の職員は田中知事の顔ばっかり見て、田中知事がいいといわなきゃだめだというような話でいろんな物事が処理されてたことは、まあ私の知る限りでは非常に多い訳ですね。そういうことをしちゃいけない。
これって結局簡単に言えば、吉村県政の時とそういう意味じゃ同じじゃないか。知事はもうとにかく俺には権利があるんだと、こういう状態はおかしい。もっとやっぱり何と言うのでしょうか、県民の気持ちというものに忠実でなければいけない。そういうことを私は、ということで申した。だから、その本当に県政の改革ということを現実のものにしたいというふうに思っているということであります。だいたいよろしゅうございましょうか。 |
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上越タイムス 武井毅 氏
すみません、隣の新潟県の上越タイムスの武井と申します。ちょっと地域限定で恐縮なんですけども、昔から上越地域、まあ新潟県全体ですけれども関連が深いと思うんですが、今現在プロジェクト、まあ北陸新幹線ですとか、それに伴う、改良に伴う並行在来線問題、また糸魚川・松本の高規格道路ですかね、そのあたり上越地域の各首長さんや関係者の方の期待感が大きいとこ、県知事さんが代わられて大きいかと思うんですけれども、それらの推進のお考えとですね、上越地域との関わりを基本的なお考えありましたら、よろしくお願いします。
長野県知事 村井仁
率直に申しまして、泉田知事から早速お祝いの電話を頂戴しまして、とにかくお互いにこれでしっかりとお話をしながら、協力をしていける環境になったと思うので、よろしくというお話がありました。今、挙げられましたような具体的なお話につきましては、私もある程度承知しておりますけれども、まあ、まだ今の段階ではちょっと細かい問題でもあり、それを進めるのに、もう少し私も事務方の話をよく聞いてみなければならないし、関係する地域の皆さんのお話もよく聞いてみなきゃならない。ただ北陸新幹線はいずれにしましても、要するに飯山トンネルあれだけ進んでいる訳ですし、それから、松本糸魚川地域高規格道路ってのは、そもそも私が一番最初に言い出した話っていうのは、選挙絡みでありまして、そういう意味ではできればやりたいなと思っておりますけれども、懐ですとか、国との関係ですとかいうところは調整していかないと、これ以上のことは何とも申しかねるということであります。やりたいけれども本当にできるかねとか、タイムテーブルとかということになりますとちょっと何とも言えない。いずれにしましても、よく泉田さんともご相談させていただきながら、やってまいりたいとこのように思っております。
よろしゅうございますね。はい、どうもありがとうございました。またよろしくお付き合い程お願い申し上げます。
あと最後に一つだけ、私はすみませんが、夜討ち朝駆けとか、個別の取材とかってのは一切申し訳ないが、お受け致しません。それは、かねてからそういう方針でやってきておりますので、ご理解をいただきたいと思います。どうぞよろしく。ありがとうございました。
信州広報・ブランド室次長 榑沼政男
以上で知事会見を終わります。ありがとうございました。 |
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